キャリア
この世の中は甘い。なんだかんだ甘い世の中だから、みんな社会人ができている。これから社会人になる学生の皆さんは余計な心配ご無用です。甘い世の中なのに、転職者には厳しいのが不思議な社会です。多重転職者は後ろ指をいつも指されてきた。転職回数が多…
転職は、転職活動がショータイムではなく、入社してからがショータイムなのだが、そのショータイムを演出してくれるのが、転職エージェントのキャリアアドバイザーとかHRコンサルタントと呼ばれる人たちだ。 しかし、そのキャリアアドバイザーがこのような経…
森保ジャパン君が転職をすると、このような時系列になるのではないだろうか。 ・今の実力ではとても無理そうなハイスペック人材が集う企業の面接に挑戦 ➡ドイツ戦前半 ・なんと!なんと!オファーが出て歓喜乱舞 ➡ドイツ戦後半 ・入社最初の100日が非常に大…
「私の事ちゃんと見てます?」と言われても、この令和の世に昭和感丸出しの手書きでハンコが押してある履歴書を見ようとは正直あまり思わないのだ。 手書きにしたのはコスパの良い”自分らしさ”を強調したウケ狙いなのかも知れないが、そもそも”自分の代わり…
夏の夜に街灯にたくさんの虫が集まるように、サラリーマンは社名や肩書きに集まってくる。 とりわけ資本金が大きい株式会社の軒先の明かりは、サラリーマンにはとても魅力があるようだ。 その眩しいばかりの軒先で、世間一般に認知されている肩書きを得るこ…
就職活動からの新卒1社目がうまくいかず短期間で退職をし、第二新卒として初めての転職する場合、「この会社で長く働きたい」は立派な決意というか、転職理由にもなる。 面接でいい人材と認めることができたら、受け入れる側としても、「よーし、この会社で…
昭和の価値観で生きてきた昭和入社組や、昭和入社組から教育されてきた平成入社組のオッサンは、皆で一斉スタートの「よーい、ドン!」競争が大好きだ。 小学校からの受験勉強を勝ち抜いて、有名大学名を履歴書に書くのがゴールだ。 なので、生涯教育の概念…
例えば、製品の外箱段ボールが少し凹んだだけで納入業社にやり直しを命じる製薬業界は、付加価値がないことに一生懸命だと言えるだろう。 製薬会社の物流倉庫の現場では、作業者が外箱段ボールに僅かな凹みや傷がないのか血眼になって探している。 中の製品…
40代現職800万円台の人を面接すると、”微妙”なものを感じてしまうことがある。 年齢的に対して年収が“そこそこ”な感じが、微妙さを醸し出しているのだろうか。 40代の採用にポテンシャル採用はないので、プロ人材としてはその年収はちょっと安いような気にな…
人生変わらない前提の人生それが今の終身雇用なのだが、驚くべきことに多くの日本人がいまだに支持をしている。 昭和の時代なら、日本経済は右肩上がりだったので、自ら進んで一つの企業に己の身を委ねるのも悪いことではなかった。 日本経済の具合が悪くな…
「日本」というゲームが存在した。 ルールはシンプルだ。 大学のランクなりの終身雇用がある企業に就職すること。 結婚して子供を持ち、家を構えること。 男は仕事、女は家庭と役割は決まっていた。 通勤時間の長さと、家のローンと、子供の教育が職場での話…
”たかが”転職の促進に政府が企業に支援を要請するのか。 副業はもっと”たかが”副業だ。 転職をしないから日本人の給料は上がらないのだけれども、その事実を知っても転職を選択するのは少数派なのだろう。 なんで転職をしないかと考えると、日本人はリスクを…
中年男性を指す「おじさん」が変化をすると、ご存知「オッサン」で、おじさんを軽視した意味合いを込めて用いられる。 「おばさん」はどう変化すると軽視した意味合いが込められるのだろうか? 「オバッサン」になるのか? それはさておき、暇なのに余裕がな…
多重転職者を大いに勇気づける番組があった。 NHKスペシャル“中流危機”を越えて 「第1回 企業依存を抜け出せるか」(初回放送日: 2022年9月18日) だ。 日本人は理想の働き方として、自分の仕事人生どころか自分の人生丸ごとや、家族の将来すらも企業にお任せ…
就職氷河期の煽りを喰って、20代に就職活動を失敗した40代を観察してしばしば思う。 20代に社会人としての成長の機会を逸した人は、40代になってもそのツケに苦しんでいると思うのだ。 幼さ、甘さ、だらしなさ、恨みや辛み、僻みが全身から溢れてい…
会社はいつでも辞められる。 「軽いな」と、1社目の社長に退職届を提出したときに嫌味を言われたが、退職に軽いも重いもないのである。 軽くなかったら、今ごろ私は低所得者層で喘いでいただろう。 「また転職するの?」とジョブ・ホッパーと蔑む人には分か…
転職慣れをしている人は、現時点で転職を全く考えていなくても、「いいところがあれば」のスタンスで転職エージェントから定期的に情報収集をしている。 転職慣れしていない人には、これがなかなかできない。 現社よりも「いいところ」がこの世の中には数多あ…
(④からの続き) 部門の立て直しのため、ダメなマネージャーを追い出すために入社したことが3回。 ダメなおっさん担当者を追い出すために入社したのが2回。 素人のおじさんから引き継ぐために入社をしたことが1回。 問題があったマネージャーが退職するの…
(③からの続き) 部門の立て直しのため、ダメなマネージャーを追い出すために入社したことが3回。 ダメなおっさん担当者を追い出すために入社したのが2回。 素人のおじさんから引き継ぐために入社をしたことが1回。 問題があったマネージャーが退職するの…
(②からの続き) 部門の立て直しのため、ダメなマネージャーを追い出すために入社したことが3回。 ダメなおっさん担当者を追い出すために入社したのが2回。 素人のおじさんから引き継ぐために入社をしたことが1回。 問題があったマネージャーが退職するの…
(①からの続き) 部門の立て直しのため、ダメなマネージャーを追い出すために入社したことが3回。 ダメなおっさん担当者を追い出すために入社したのが2回。 素人のおじさんから引き継ぐために入社をしたことが1回。 問題があったマネージャーが退職するので…
私は多重転職経験者者なので、転職先の新しい職場環境に適応することは慣れているほうだと思う。転職先では新参者の邪魔をする懲りない面々がいるのがいつも面白い。全員が諸手を上げて歓迎とはならない。SNSでよく書かれているのは、転職できない人が転職を…
20代や30代の頃に「そんなの常識だ!」とウソばっかり教えてくれた社会人の先輩たちは、今ごろどうしているのだろうか。 無事に勤め上げて老後を迎えられたのか、それとも既に安らかな眠りについていらっしゃるのだろうか。 自分が50代になって、そのように想…
正社員フリーター × 複業のBLOGも4周年を迎えることができました。転職先では4年もじっとせずに、また次の転職先に走ってしまう我が身としては、よく丸4年間も続けてきたものだと思っております。 記事の数は250を超えましたので、飽きもせず6日に1…
コロナ禍の始まりからロシアのウクライナ侵攻までが、40歳以上の転職には良いタイミングだったのではなかろうか? つまり、2020年3月ごろから今年2022年2月ごろまでの約2年の期間だ。 私自身が2020年10月に50歳の転職を決めたのだが、…
50代に突入するとオフィスで定年後の話ばかりをしている人がいる。 若いころはそんな50代の話を聞いていると、あくびしか出てこなかった。 定年後の話をしているオッサン達は、自分たちが職場のモチベーションを低下させていることに全く気がついていない。 …
20代は地べたを這いつくばって生きてきた。 30代になってようやく喰っていけるようになった。 40代になったら遊べるようになった。 そして50代になって余裕ができてきた。 新入社員時代より、今のほうがずっといい。 昔の自分に戻りたいなんて絶対思わない。…
学生向けの就職活動情報サイト、「就活の教科書」が掲載した底辺の仕事ランキングが批判されているけれども、底辺の会社(自称ベンチャー)から私は社会人を始めた。 当時24歳の私は、正社員の身分で社会に出ることが目標だったので、底辺の仕事環境にいる自…
人を馬鹿にするより人から馬鹿にされてきた人間なので、成長をすることができた。 人を待たせるより人を待っている時間のほうが長い人生なので、人から信頼をされてきた。 50歳を超えてなお、人に馬鹿にされたいし、人を待っていたいのだ。 無駄なプライドの…
40歳のときに率いたチームはうまくいかなかったけれども、50歳から率いたチームは賞賛されている。 40歳のころの私を知る人間には、仕事での評判が芳しくない男なのだ。 まあ、その悪い評判の半分ぐらいは、私のことを気に入らなかった当時の日本法人の社長…