転職
「私が若い頃そうだったからあなた達もそうしなさい。」 若いころ自分たちは苦労をした。 だから若いお前たちも苦労をしろ。 社会人の、いや人生の先輩ずらした大人たちは新人たちに迫ってくる。 よく彼ら彼女たちをよく観察して欲しい。 いらぬ苦労だけが身…
4月11日はJR中央線開業記念の日なのか。 中央線の思い出といえば、定年間近65歳の御人がバブル期に住宅を購入してしまい、新宿から中央線とその先までの直通電車で片道1時間半ぐらいの通勤時間を要していた。 その部下である40代は、バルブ崩壊後に住宅を購…
筆者はコロナ禍の最中2020年に50歳の転職をした。 40代後半には50歳での転職を計画していたが、誰も予期でなかったコロナ禍は、筆者の転職の味方となってくれた。 緊急事態では実績と経験が豊富な中年の転職に有利に働く。 この点だけはこの禍に感謝している…
この時期になると「新社会人に伝えたいこと」選手権が始まるが、ちょっと早く産まれてきたぐらいで偉そうにしている社会人の先輩たちの教えは適当に聞き流すぐらいで丁度いい。 「●●歳になってなって気がついた」と、気づいただけで偉そうにするのは、頭の悪…
4月から新入社員は何者にもなれなかった(要は自称負け犬ってことか)先輩社員たちからの“役に立つ”アドバイスに混乱するだろう。 筆者は新社会人に“ためにならない”アドバイスとして、こう記しておこう。 「社会人1年目から40歳になったら早期退職制度の対…
「40歳以上の採用で気をつけていることは?」 先日質問されたので、「もし自分の部下の一人になる人物の採用ならば、男女とも共通で、独身で腹が出ていて食べ物の好き嫌いが激しい人には気をつけている。この3つが揃った人の採用は熟慮する」と答えた。 各種…
とある20歳を過ぎた若者が、「完全週休二日制で手取り○○万円ぐらいの会社に勤めたいです」と、おとなの人に就職相談のような会話の中で希望を口にした。 「君は上位校出身でもないし有名大手企業にも就職することも無理そうなのに、勝ち組のやつと同じ待遇を得…
よくTwitterでは「行くなら大手か?ベンチャーか?」の2択の議論がずっと花盛りではありますが(なぜ大手か?中小か?ではないのかなぁ)、どこに行こうがご本人の好きなようにすればいいのだけれども、それよりも次の2つのことがキャリアにはより大切だと…
自称ベンチャーを含む小さな企業に入社するということは、創業社長が、「この会社は俺のものだからどう金を使うのかは俺の勝手じゃん。お前らベンチャーなんだから死ぬ気で働け!残業代出ないけれど。じゃ、オレ会食に行ってきます~♪」を受け入れることから…
と、前回こう書いた。 小室圭さん眞子さんみたいな人って、仕事の成果よりも周囲は自分の気持ちを最優先で大切にして欲しいタイプなのだ。 上司になった場合は次のようなやり取りが想定されるので、どのように対処したらベストなのか考えましょう! 上司:小…
こんなキャリアを歩んできた人材コンサルタントに、あなたは転職を相談するであろうか? -大学卒業後40歳までに有名企業を含み4社経験 -40歳から5社目は外資で半年経たずに退職 -6社目も外資でちょうど1年で退職 -7社目は自称ITベンチャーに入社したが、入社…
「何者にもなれなかった大人はどう生きればいい?」がTwitterで眼に飛び込んできたけれども、そんなに”何者”かになりたいのか?そして、中年からのキャリア論って一体なんなんだ?犬が歩いて棒にも当たらない負け犬っぽい40歳を過ぎたオッサン、中途半端な出…
仕事ができない人ほどプライベートを持ち込むもので、昭和からのその伝統芸のひとつが「通勤時間が長い」なのだ。 コロナ禍ぐらいの世界的規模のクライシスがないと、この伝統芸を負かすことができないことはよく分かった。 そしたらこんどは、在宅勤務ば家が…
LinkedInをチェックしていたら記事が眼に止まった。 『リクルートが発表した「転職時の賃金変動状況」の最新結果によると、2021年10~12月期に転職した後に賃金が1割以上増えた人の割合は前年同期比5.1ポイント増の31.5%となりました。集計を始めた2002年4~…
そういえば、城繁幸さんの『7割は課長にさえなれません』という本があった。12年前の本のタイトルがこれだから、今は課長になるのがもっとたいへんそうだ。今回のブログのタイトルに“課長ぐらいのショボい地位”と付けてしまったが、役職をありがたがらない筆…
筆者自身はポジティブ馬鹿になる気は毛頭ないし、カラ元気を装っても疲れるだけなので自然体でいたい。 ただし、自分の未来は根拠がないけれども明るいと感じている人間だ。 筆者より年下で「老後が心配で」と話す人とはお近づきになりたくない。 この国を憂…
筆者は20代30代の頃に、40代50代がたいして働かないオジさんオバさんのように見えるのは、筆者の偏見があるのだろうと多少なりとも思っていた。 若いころの筆者が気がついていないところで、40代50代は働いているのだろう、と。 そうして、筆者は40代をあっ…
都心に雪が積もると思い出す。 20代から30代前半は交通の乱れなどお構いなしに一生懸命出勤していた。 お金がなく郊外に住んでいたので、午前中を通勤時間で潰してしまうこともあった。 それでも出勤をしていたのは、働くためにはオフィスに行くしか方法がな…
今の社会は自由になったというけれども、“例外”を認めようとしない人たちが増えて、不自由さも増している。 どうして“例外”に目くじらを立てるのかといえば、その“例外”でなんだか得をしている人がいそうだと勘ぐる人が増えたからだ。 “例外”とは容易く利益…
棺桶に入るときに「人生楽しかったな」と思える人生を過ごしたいと仰せの御仁が、企業で人の上に立つ地位を目指し、その結果として多くの下の者たちを不幸にしていることがある。 楽しい人生であったと晩年に総括するのはその御仁の勝手ではある。 しかし、…
●昭和の働き方の公式:根性=毎晩徹夜しろ! ●平成の働き方の公式:根性+科学 =明けない夜はないから頑張ろう! ●令和の働き方の公式:根性+科学+エモーション =雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろうって歌は昭和なんだ。温暖化前ってエモいね~。 働き…
仕事選びは好きなことより得意なことを選んだほうが断然良いと思っている派だ。その理由の一つとして、好きなことを仕事にしたはずなのにいつの間にか不機嫌になってしまう人がそれなりにいて、その人たちの中にはタチが悪いぐらいのレベルの不機嫌になって…
筆者は就職氷河期の始まりの90年代に正社員で社会人となり、初任給の手取りが11万円だった。 翌月5月の給料はたしか手取り14万円だった。 設立3年目ぐらいの零細ベンチャーで、給与明細は経理の女性の手書きだった。 あまりにもお金がなかったので、お昼は決…
信頼できる人から発せられる言葉は重い。 ちびまる子ちゃんの無二の親友である、穂波たまえさんに、キャリア、働き方、転職についての幾つかを、筆者の代わりに語ってもらう其の二です。 筆者より人格者であろう穂波たまえさん、今回も筆者の代わりに今回も…
サラリーマンの実力とはなんであるかと考える前に、個人の実力はちっぽけなものであると最初に気がついたほうがいい。 10年20年を費やして努力が報われないと怒るウザイ中年にならない為にも、定年を迎え社名と役職が外れると誰も相手にしてくれないと嘆くご…
はてなブログ10周年おめでとうございます。正社員フリーター × 複業のBLOGも3年4ヶ月となりました。10周年特別お題に乗り、正社員フリーターが転職にハマる10の理由をお送りします。“転職にハマるとは何ごとだ!”と、目くじらを立てる人がいるかもしれません…
ソーシャルメディアはキャリアの自己開示が百花繚乱のようで、Twitterをちょっとスクロールしただけで奮った呟きが眼に入ってくる。 “ビジネスを始めて本気出したらなんと…収入が30倍になった。““3年間は飲まず食わず寝ずで必死に働いた。”“仮装通貨詐欺で15…
20代で「できない」理由を語ると、30代は「できる」ふりをし、40代は「できること」だけをし、50代はできる人の「邪魔」をする。 50代になっても健全に仕事をし続けるには、楽しみとか好きとか、家族を養うためとか、家や車のローンとか、そのような眼の前の動…
なんとかファミリーと奮って、実際の家族のような絆で結ばれていると謳う集団をちょくちょく耳にはするものです。 このような“疑似家族”を標榜する企業カルチャーはそれなりの数ありそうです。 入社した企業の文化に“合う合わない”は誰もが一度は口にするも…
日本と先進諸外国の所得を比べたグラフを見ていつも笑うのは、ちっとも働かない欧州各国より日本の所得が低いことだ。 欧州系外資の日本法人数社に働いて実感したのだが、欧州本社の皆様はホント働かない。 日本人は頑張って働いているのに休んでばかりの欧…