2020年が終わろうとしている。
正社員フリーターである筆者はこの夏に50歳になった。
そして筆者にとって変化があった年だった。
齢50になる直前、49歳で初めて本を出版させて頂いた。
出版のお声がけ頂いたのは素直に嬉しかった。
『積極的副業人材 サラリーマンのまま圧倒的なスキルと視野を持ったプロになる複業のやり方と生き方』
https://www.amazon.co.jp/dp/B08BNJP42X/
コロナ禍ですっかり副業のブームは終わってしまったが、これからのサラリーマンが持ち得る武器の一つに副業を加えることをお勧めした内容となった。
片手間に楽して儲かるといった類の本ではない。
コロナ禍のお蔭で何処にも行けず、黄金週間に自宅に引きこもって書き上げることができた。
そして49歳から50歳にかけて、コロナ禍の第一波と第二波の狭間に4社面接を受けて、5年ぶりに転職をした。
本業が楽しい50代を過ごしたいと考えて、2年前から50歳の転職の準備をしていた。
コロナ禍を味方につけて転職できたと思っている。
50歳になってもどこかに落ち着こうとする気が全くない。
振り返ってみると、20代、30代、40代のいずれの年代も、「もう若く無いのだから、いい加減落ち着いたら?」という同調圧力のようなものに抵抗してきた。
さらに、40歳を過ぎると会社やポジションを追われること恐れて、失敗ができないというか失敗を認めない生き物に人はなってしまうようで、失敗を受け止め成長の糧にすることができる人はほんの一握りのようだ。
筆者は40代の10年に失敗を繰り返してきたが、いつも何処かでチャンスを与えられてきた。
そのお蔭で50歳の転職が叶ったと思っている。
出世を目指すのとは違う、自由に働く努力、それには失敗あってこその人生だ。
これが正社員フリーターたる筆者の生き方だ。
そして2021年も、“漂えど沈まず”生きたいと考えております。
皆様、よいお年をお迎えください。