「ちゃんと開催しようという努力が感じられない」海外メディアが東京五輪に“大憤慨”
の文春オンラインの見出しには笑った。
まるでやる気がなく投げやりな部下を上司が叱る時のような文句だからだ。
まあそのようなお叱りを受けても給料は振り込まれるわけだし、怒られた翌朝に“体調不良で休みます”として、上司に“やべ、昨日は怒りすぎたかな”と心配させてもよろしいわけで、サラリーマンはやはり気楽な稼業なわけである。
それなりに能力があって会社は理不尽と理解して、気軽にやるのならTwitterの呟きも散見する「迷ったら大企業」の選択はアリなのだろう。
給与の高さ、有給の取りやすさ、いわゆる法的外福利厚生が厚い大企業に所属してそのメリットを享受できる立場にある人たちが20代の頃の筆者には正直羨ましかった。
新卒入社はベンチャーと称してはいたがベタベタな中小企業に潜り込むしかなかったし、26歳で転職した先は、米国外資の小さな日本法人に所属していたので、大企業の人たちの厚い待遇を聞くにつけ、“まじですか!”と感嘆の声を上げたものだった。
例えば、筆者の新卒入社年の夏のボーナスは図書カード1万円だったが、いきなり夏のボーナスからけっこうな金額が出る大企業に就職した人の話を聞いた時には、“まじですか!”を連発したことを今でもよく覚えている。
筆者が当時話を聞いて“大手は凄いな”と思った企業は、その後は業績悪化で社名すら無くなっている企業もある。
20代は良かったけど、30代になったら“あまりよろしくない”ような人たちは転職を考えているようだった。
筆者は40歳を回ったころ、自分がいつの間にか恵まれた立場にいることを理解した。
先日初めて取材を受けたが、何とも下手くそな受け答えで恥ずかしい。
インタビュー記事掲載サイト「リライズ・ニュース」さんから、筆者のTwitterの呟きやブログの記事を読んでコンタクト頂いた。
その取材内容のタイトルは、「みんなが自由な働き方を得る努力を」だった。
自由な働き方を得るために自ら“努力”を怠ってはいけない。
働き方は自分の生き方なのに、他人から与えられた働き方改革など何が嬉しいのか。
就業規則の権利ばかりを主張する人間のどこに面白みがあるのか。
Twitterのプロフィールは不自由な自慢話ばかりだ。
〇〇さんの〇〇(著名人の発言)が響くなんて呟きは、”ウンコなう”と同じだ。
すぐに流れていってしまう。
この正社員フリーターは50代になり、謙虚に更なる働き方の自由を目指すのです。
ブログは3周年を迎え、記事もちょうど200本目となりました。
40代50代は人生のやり直しができない人たちが目につきますが、筆者のような生き方もあるとヒントになればこれ幸いです。
引き続き、正社員フリーター×複業をよろしくお願いいたします。
「みんなが自由な働き方を得る努力を」正社員フリーター×複業 谷川恵長さん - Re・rise News -美しい時代を創る人達