東京オリンピックの開会式と閉会式を観て学んだことは仕事に役立つことばかりだった。
・明瞭簡潔にする
・伝えたいメッセージは分かりやすく
・無駄に凝らない
・知ったかぶりをしない
・調子に乗らない
・自分の心に正直に
・昭和を懐かしまない
・上に媚びない
東京での五輪も2度やって、この令和の世でやっと「昭和」が終わったのかもしれない。
昭和の価値と栄光の語り部たちはお役御免というか、もう余命いくばくもあらず。
権力を持った昭和のお年寄りたちの顔色を伺った果てに“やってもうた”のだろう。
セーラームーンの格好をしたウズベキスタンの新体操のほうがよっぽど日本リスペクトだという意見があったが、深く頷いてしまった。
セーラームーンが等身大の日本だからだ。
間違って昭和の年寄りをリスペクトしてしまったのがあの開会式と閉会式だったと思う。
ただ、媚びて生き抜くのも人の術であり、その人の人生だ。
「ステークホルダーの存在がある」や「不要不急かは本人が判断すべきだ」との発言で顰蹙を買った丸川珠代さん。
彼女は上に媚びまくった成れの果てのシンボルのようである。
ジジ殺しみたいな人が組織では出世するものだが、私にはその才能がない。
ただ世間の余白を生きるのみなのだ。
世界の平和の象徴のような五輪が閉会して、残っているのは非常時でコロナ禍。
この禍を乗り切るのに昭和の前提条件はもはや必要なのだろうか。
大きく覆すことに迫られれば、昭和の人たちに媚びて取り入れられてきた人たちも、速やかな退場の憂き目となるのだろう。
平成入社組がいらなくなったら、令和入社組には大チャンスだ。
50年後ぐらいに3度目の東京五輪が開催となり、その代の人たちが“2度目の東京五輪の頃の人たちってホント馬鹿だったんだね”と笑っていられるのなら、日本は明るい未来となっているのだろう。
エビぞり~!