転職は、転職活動がショータイムではなく、入社してからがショータイムなのだが、そのショータイムを演出してくれるのが、転職エージェントのキャリアアドバイザーとかHRコンサルタントと呼ばれる人たちだ。
しかし、そのキャリアアドバイザーがこのような経歴の持ち主と知ったら、貴方はご自分の転職相談をするだろうか?
40歳過ぎまで大手を含む5社を経験 ➡6社目は中小企業初挑戦で半年で退職 ➡7社目は外資でパフォーマンスが出せず、半ばクビのように1年で退職 ➡8社目はベンチャー企業に初挑戦。入社後1年半で会社が清算 ➡9社目もベンチャーで、同じように入社後1年半で会社が倒産
そして45歳を過ぎ、過去9社での豊富な経験を生かして転職エージェントに転職して、キャリアアドバイザーになる。
そして担当領域はベンチャー企業だ。
「大手企業で働いている人が羨ましいよね」「僕と同じ年齢ぐらいの大手企業のオジサン達って、そんなに働かなくても給料高いからいいよね」と普段は嘆いている人物だ。
果たして貴方は、自分のキャリアが迷子の人物に転職相談をするだろうか?
私はこの人物ではないが、過去に転職エージェントにキャリア相談に行ったのに、キャリアアドバイザーに逆にキャリアのアドバイスを受けたことがある。
面談をしている最中に「お話を聞いてきてお願いがございます。ところで....私のキャリアに何かアドバイスお願いをしたいのですが....」と切り出されてしまった次第だ。
転職を誰に相談するのかは大切なことの1つだ。
それは、他人に自分の可能性を潰されないようにするために大切なのだ。
長年付き合いがあり、自分のことをよく知ってくれている転職エージェントを持っておくことは、良いことなのだ。