部下のために何をしてあげられるのか考える上司であれ!
そう純粋に思えるようになった。
昭和のように上司が鬼になったところで、時間だけを浪費させた平成の世を繰り返すだけだ。
以前、上司は鬼にならねばいけないとリキんで妄想している上司は今どきアホだといった趣旨のことをLinkedInに投稿したら、上司は鬼にならなきゃ駄目だと信じている中年御人たちから反論をもらったことがあるが、パワハラ処分予備軍程度の人たちだと思っている。
そのレベルの上司たちが活躍の場を奪われて、速やかに退場させられていることが加速していると感じる。
今は何よりもEQがないとダメなのだ。
『成果も出ていないのに、ほめられるかって? ほめないから、成果が出ないのだ。』トム・ピーターズの名言をここに記しておこう。
上司は部下に尽くさなければならない。
褒めることも部下に尽くすことの一環だ。
部下に尽くして、ホワイトすぎる職場にするという意味ではない。
部下の成果の達成と、部下の成長の支援をいつも考える上司であれという意味だ。
その昔は「オレの給料を上げろ!」と平気で訴えるレベルのローキャリ部下を持っていたので分からなかったことだ。
上司として成長するには、給料の高い部下たちを持たないとダメだ。
給料の高い部下たちを持てる上司になるには、まずは自分が優秀な人材が集まる組織の中で、上司になれる能力を持つようにならなければいけない。
鬼上司の使い道がない世界がそこにある。