人によって優先順位は違えども、人生で大切な3つのものは、詰まるところ、”お金”と”希望”と”仕事”なんだろう。
「健康が一番大切」と言ったところで、この3つが足らないから、心が病んでしまっている人も多いだろうし。
仕事といっても社名と肩書きで健康を保てるのなら、それは大いに結構だ。
どの程度の社名と肩書きで精神的な健康が保てるのかは、その人次第だろうけれど。
60代男性から社用車が家まで迎にくる身分になりたかったとトクトクと聞かされた時は、こちらが病みそうになった。
吾唯足るを知る境地にたどり着くには、60年の倍の120年ぐらい生きないと無理なのか。
「守るべきものがある」と嘯いたり、呟いたりするサラリーマンはたいてい働かない。
今の会社をクビになると失うものが多すぎるからだろう。
その一方で、クビになっても困らないサラリーマンはよく働く。
将来に希望があり、今をしのぐお金があれば、職を失ったところで大したことはないと考えられるからだろうか。
お金と希望と仕事のうち、2つあればけっこう余裕だ。
しかしながら、足りたら足りたで淀むのが人生。
ここではない何処かに向かうと決めたのなら、自ら2つを捨て去る覚悟でいかないとダメなのだろう。
1つ残すのは命綱。
人生は綱渡のバランスゲーム。
綱から落ちた野次馬どもが喧しいのも世の常。
綱から一度落ちても、何度でもまた綱に這い上がれるのに。
Bill Murray “A few decades ago we had Johnny Cash, Bob Hope and Steve Jobs. Now we have no Cash, no Hope and no Jobs. Please don't let Kevin Bacon die.”
