新卒入社3年以内の離職率は3割以上。
よく話題となっているが、社会人の先輩たちの”成れの果て”の姿を見てしまえば致し方なしなのか。
社会人になってまだ1ヶ月の新人に「ゴールデンウイークの過ごし方で差がつく」と先輩にイキられても、差をつけられたほうの人間が何を言ってんだかと呟くのがオチだろうか。
今は退職代行もあることだし、配属ガチャで運が無かったと考えたなら、時間がもったいないと気兼ねなくさっさと辞めることができてしまう。
1日で退職しようがご本人の自由なのだ。
20代は”自分探しの旅”さえしなければいいと思う。
20代で”自分探しの旅”に時間を費やした人材は、40歳を過ぎると急速に失速をしていく。
20代は、なんであれ仕事に打ち込むのが大切ということ。
後年までの仕事の基礎体力を養えるのは20代だからだろう。
30代までは若さで誤魔化せたのに、40歳を迎えると誤魔化せなくなってしまう。
40歳になって気がついてからではもう遅いので、とても恐ろしいことだ。
20代に仕事の楽しさを知る幸運に巡り合えば、仕事人生の成功の角度は上向くだろう。
しょうもない人材が集う企業に入社したと嘆くことなかれ。
”たかが”就職活動に失敗したからといって、仕事人生が終わることは絶対にない。
令和の世に昭和や平成の社会人のように嘆いてどうするの?
社内をぐるっと見渡して、”奴隷”と”嫌われ者”と”ヒステリー”が揃った職場なら、必死に脱出をしようと考えることは、健全な心の持ち主である証拠なのだ。
就職活動は、昭和の価値観の両親を安心させるために取りあえずやったと自分の心を整理し、令和の社会人サバイバルゲームの号砲を高らかに打ち鳴らすのだ。
奴隷と嫌われ者とヒステリーには永遠にありつくことができない、”美味しい仕事”のご馳走が待っている!