仕事ができない人ほどプライベートを持ち込むもので、昭和からのその伝統芸のひとつが「通勤時間が長い」なのだ。
コロナ禍ぐらいの世界的規模のクライシスがないと、この伝統芸を負かすことができないことはよく分かった。
そしたらこんどは、在宅勤務ば家が狭すぎるだなんだと言い出す輩も現れる。
聞けばテレワークとなり年間4万円の補助金が会社から出ているのに、投資もせずに家のネット環境が遅くて仕事がやりづらいけど、給料安いからからこのまま我慢とかしゃーしゃーと口にする輩もそれなりにいるのでさらに驚く。
仕事のプロで成果にこだわりお金を頂いているのなら、補助金無くともとっとと投資をしているはずだ。
日本の正社員は簡単にクビにはできないので、仕事ができない人にとってはパラダイスなのだ。
サラリーマンって奴は所詮は素人なんでしょうが、見下げたサラリーマン根性を叩き直せばライバルに差をつけるチャンスはいくらでもある。
働き方改革やワークライフバランスという名の”働きたくない改革”が進行中なので、ちょっと真剣に働ければすぐに他人に差をつけられる。
“仕事の成果にこだわるよりも、私のご機嫌を気にしてちょうだい”という馬鹿者たちがオフィスで闊歩していたら、さっさと見切りをつけて転職をしてしまえばいい。
日本人の給与が上がらないのは転職をしないからだ。
転職できない社員よりも転職しない社員のほうが始末が悪いのは、職場でたいして働きもせず給料が上がらないとブツブツ文句ばかりを垂れ流しているからだ。
在籍年数が長いだけの社内の「ご意見番」気取りには、居心地の悪さを与えることもマネジネントの大切な役割なのだ。