なぜ”わざわざ”転職をするか?
転職にはメリットが単純にあるからだ。
転職は何回しても、その人に新たな努力を課し、新たな学びの場を提供し、人間としての成長を促してくれる。
たとえ間違った職場に転職をしてしまっても、新たな努力の場、新たな学びの場、人間としての成長の場となる。
サラリーマン人生で、転職をしたことが無い、もしくは、早期退職やリストラなどのネガティブな理由での転職しか経験がない人間には、これは絶対に分からないことだ。
転職のメリットの数を増やすには、当然ながら“わざわざ”の転職を定期的にする必要がある。
自分が損をさせられている人生を送っていると考えている人材は、必ず仕事でサボるようになるので、転職すらできない。
自分を平凡と考えるサラリーマンの生命線は、“仕事ができる、できない”ではなく、“転職ができる、できない”かなのだ。
転職相談を持ち込むべきは、キャリアコンサルタントやキャリア論うんぬんで広く人を集めている人物よりも、身近な”多重転職者”だ。
転職回数が多い人間を“ジョブホッパー”と揶揄していた外野たちは、令和になったらすっかり”しおらしく”なった。
それはとてもいいことだ。
コロナ禍が終わったからといって、コロナ禍以前の仕事環境に戻れる保証は全くないし、それゆえコロナ禍以前のキャリア形成方法が通用することもないだろう。
必要とあらば“わざわざ”な転職をして、アフターコロナに“しなやか”に順応し、コロナビールで笑顔の乾杯ができる人材となれ!