正社員フリーター × 複業のBLOG

出世を目指すのとは違う、自由に働く努力 それが正社員フリーター × 複業(副業)

拙著『積極的副業人材』 http://amazon.co.jp/dp/B08BNJP42X/ 出世を目指すのとは違う、自由に働く努力。それが正社員フリーター × 複業。誰でも、もっともっと自由に働ける。外資 × バックオフィスで自由な正社員を20代から実践。40代後半になって、働き方、転職、複業(副業)のアウトプットを始めたこの頃。働き方の流行には注意喚起もする。 Twitter @ISehaooooo

2019年の抱負というか年末年始の雑感

今週のお題「2019年の抱負」

はてなブログの今週のお題は「2019年の抱負」とのこと。
正社員フリーターも年末年始の雑感を交えて、そのお題に乗っかってみよう。

大晦日。
WOWOWを視聴して”ちょっとボクシング好き”の筆者としては、あのフロイド・メイウェザーが来日してリングに上がるとなると、テレビのスイッチをオンにしてしまう。
それが、格闘技イベントのエキシビジョンマッチであってもだ。
オンにしたら、メイウェザーが宿泊先のホテルから会場に向かう様子をちょうど中継していた。
メイウェザーご本人ではない関係者と思しき人物を、カメラはずっと追いかけていた。
背格好は似ているけれども、顔が全然違う。
笑ってしまうが、日本でのメイウェザーの認知度はその程度なのだろう。

「模範試合」は、ご承知の通り、メイウェザーがキックボクシングの那須川天心選手を圧倒した。
そして、筆者は中継を観て考えた。
「日本の仕事社会の縮図がここにある」と、格闘技の宣伝よろしく大袈裟に考えた。
ビッグネームだが、現役引退を宣言した選手。
高額の報酬を約束され(3分3Rで900万ドル!)、自分の望む試合のルールで契約し、リングに上がる。
格の違いを見せつけてあっという間に圧勝。
模範試合を煽り、耳障りなだけの高田延彦や勝俣なんとかがリングサイドの実況席。
彼らは所謂「オワコン」だ。
結果はどうでもいい外野で、現役でないオワコンなのだ。
20歳の那須川選手だけが現役バリバリ。
将来を嘱望されているキックボクサーなのに、蹴れない。蹴ってはいけない。
那須川選手が蹴りを入れた場合、500万ドルの罰金だったそうだ。

多くの職場で、那須川選手のような境遇の人材はいるのではないかな?

お正月2日目。
上野でフェルメール展。
フェルメールの作品はどれも素晴らしかった。
しかし筆者は、17世紀のオランダの画家、ユーディト・レイステルの肖像画に最も心を奪われた。
作品名は、「陽気な酒飲み」。
おっさん、楽しそうだな。
上機嫌だな。酒壺を傾けすぎたら零れるぞ、お前。
作品を眺めていたら、立川談志師匠の名言を思い出した。
「酒が人間をダメにするのではない。人間は元々ダメだということを教えてくれるものだ。」

そして仕事も人間をダメにするのではない。
人間は元々ダメなのだ。
時のエジプトの権力者は、人間がダメと理解して、ピラミット建設の仕事を与えたのである。

2019年の正社員フリーターは、ダメな自分を認めてダメなりの努力をしていきたい。
筆者はダメ人間なので、ダメ人間としての努力のしかたを試行錯誤するつもりだ。
何人かにぶつかる事もしない。
オワコンの障害物の横を軽やかに通り過ぎて、気持ちよく上昇気流を捉えたい。
今が一番若いのだ。
今が一番知恵が働くのだ。
そして、「何者」かになる為に進んでいくだけだ。

なんて書いたところで、たいした信念もないのだけどね。
個人の信念は思い込みとなり、他人の迷惑になるだけだし。

 

この笑顔で1年を過ごせたら最高かな。但し、この御仁はただの酔っ払いであるけれども。

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