正社員フリーター × 複業のBLOG

出世を目指すのとは違う、自由に働く努力 それが正社員フリーター × 複業(副業)

拙著『積極的副業人材』 http://amazon.co.jp/dp/B08BNJP42X/ 出世を目指すのとは違う、自由に働く努力。それが正社員フリーター × 複業。誰でも、もっともっと自由に働ける。外資 × バックオフィスで自由な正社員を20代から実践。40代後半になって、働き方、転職、複業(副業)のアウトプットを始めたこの頃。働き方の流行には注意喚起もする。 Twitter @ISehaooooo

終わりがない仕事の風に当たり続ければ空気は淀むことがない

毎朝5時には決まって目が覚める。
この10年不眠症気味な為だ。
習慣から身体が勝手に反応している訳ではない。
習慣の奴隷になるほど、厳しい自己管理を己に課してはいない。

本業は完全週休二日制の我が身ではあるが、働かなければならない。
筆者は、働くことが好きなほうに属する人間だと思う。
祝日で連休になっても片付ける仕事があり、その仕事の責任も負っている。
お蔭で3台のノートPCが仕事机にある。
それぞれが、早く電源を入れろと連休中ずっとせかしていた。
「憂鬱でなければ、仕事じゃない」より大甘の、「好きなほう」で電源を入れる順番を決めた。
混雑した街をくぐり抜け、会議にも出席した。

「好きなほう」程度の色合いなので、毎日を強制観念的に仕事色に塗りつぶすようなことはしない。
余白時間には東京以外の土地に滞在する計画も余念がない。
筆者は、仕事だけの人間ではない。
生来の怠け者ゆえに、仕事を忘れる状態にするのが不味い人間の類だ。
「ああ、早く休みが終わらないかなぁ」と思える休日は、筆者にとっては有難い状態なのだ。

そもそも、仕事には終わりがない。
仕事に終わりがないと思うことは、とても重要な考えだと思う。
大型連休であっても、年末年始休暇であっても、お盆であっても、有給休暇を消化中でも、仕事はそこにある。
病気を患っていない健康な身体で、何気なく日常を過ごしている状態は幸運だ。
「どうにかせい」と仕事がいつも呼んでいる状態は、健康な身体と同じく、とても幸運なことだと思う。
ある程度経験を積んだ年齢で失業した経験のある人なら、この感覚はお分かりになるのかもしれない。
但し、仕事には終わりがないからといって、ダラダラと働いていてはいけない。
個別タスクの締め切りは、スピードを持って絶対守る必要がある。
仕事において速さは絶対的に重要なのだ。

筆者は緩急のギアチェンジに難儀する人間なので、ひと様から頂戴した祝日はどちらかというと苦手なほうだ。
自分のペースを守りたい我が儘な人間なので、自分でつくる休日格差は大歓迎だ。
今回の10連休も当初はあまり気乗りしなかったが、筆者なりに新しいギアに可変することができ、結果として有り難い時間だった。

自分が居る場の空気が嫌なら、新たな風を求めて自ら動けばいいだけだ。
これを自由という。
東京に帰る便の翼が、雲の塊に突っ込もうとしていた。
終わりのない仕事のように雲は視界を遮ぎるが、新たな風をいくらでも獲得できる。
多少は揺れるのだが、そこは耐えるのだ。

f:id:sehaooooo:20190505233754j:plain