採用面接は企業と求職者の真剣勝負のお見合いの場なのに、揺れるスマホ画面から受けるものなのだろうか?
20代のバイトレベルの求人なら、”それもあり”なのかもしれない。
30歳を超えても、ローキャリアの求人なら”それでもよし”なのかもしれない。
30代半ばのキャリア採用の1次Web面接で、スマホ画面を揺らしながら面接を受ける人物もいるのだ。
人材エージェントとの「面談」と混同をしているのだろうか?
それではいい歳して、かなり頭が悪すぎる。
採用する企業もお見合いの場に準備をしている。
会社や求人のパワポ説明があるかもしれないから、PC画面でしっかり拝見しようと事前に想像できないものだろうか?
それ以前に、画面越しの面接官に少しでも好印象を持ってもらおうと考えないのだろうか?
履歴書や職務経歴書の応募書類が通過して、面接に呼ばれるということは、その企業があなたに直接確かめたいことがあるという意思表示だ。
企業があなたの何を確かめたいのか、よくよく考えているだろうか?
社会に出るまでの学校の教えは、この社会は”皆平等”。
社会に出て知ることは、この社会は不平等で溢れているということ。
そして、親ガチャや生まれ持った容姿や才能が不平等の原因と信じている人間は頭が悪いと理解できる人だけが、不平等を克服できる。
社会に出たら、”ほんのちょっとの差が大きな結果の差になる”と真剣に理解したほうがいい。
転職でその他大勢の中から選ばれようとする意識が弱い人は、事前準備が甘くなってしまう。
たかがスマホで迂闊に面接を受けてしまっただけで、キャリアアップ、年収アップの機会を逸してしまうのだ。
チャンスは迂闊さを見逃してはくれない。
ほんのちょっとの差が長年積み重なると、どうなるだろうか?
その他大勢の中の平等に埋もれてしまっては、ずっと何も起こらない。