キャリア採用の40代が(40代にポテンシャル採用はないが)、新しい職場でうまく機能をしないことがある。
転職先では最初の100日がとても大切なのはご承知の通りなのだが、その100日の最初の1週間も大切だ。
特に40代で初めての転職をした人材をオフィスで観察し、いきなり自爆的にズッコケてしまう人に特徴があることが分かった。
40代が転職先で成功するための最初の1週間を、ここに簡潔にまとめておく。
まずは、転職先でイキらないこと。
これは非常に大切な心持ちだが、それなりのキャリアを築いてきた人材には理解が難しいのだけれども、意識したいところだ。
入社初日は自分の心配をすること。
PCやスマホのセットアップ、文房具類の準備、会議室の予約方法などを素早くマスターすること。
入社2日目からは部下の心配をすること。
部下持ちポジションは、積極的に部下とコミュニケーションを取ること。
そして上司も気にすること。
入社後なるべく早く上司と1on1を実施して、最初の100日の優先順位や方向性をすり合わせ、スタートダッシュをすること。
そして、転職先でひたすらイキらないこと。
自分が何者であるか、新しい職場の人たちは大して興味がないと心がけ、転職先でイキらないこと。
転職先があなたを認めるようになるのは、あなたのこれからの仕事の成果や人間性からであって、過去に在籍していた社名や肩書きでは決してない。
「前社〇〇では~」と社内で言い始めたら要注意だ。
転職失敗の沼にハマってしまう恐れがある。
過剰にイキって、新しい職場カルチャーに慣れる機会を失わないこと。
「転職先のカルチャーに合わなくて...」と、しくじりの弁を述べたところで後の祭りなのだ。