棺桶に入るときに「人生楽しかったな」と思える人生を過ごしたいと仰せの御仁が、企業で人の上に立つ地位を目指し、その結果として多くの下の者たちを不幸にしていることがある。
楽しい人生であったと晩年に総括するのはその御仁の勝手ではある。
しかし、その“楽しいこと”が他人から認められる地位、名誉、尊敬である場合、他人からの評価で自分の人生がブレまくるので、実際に接触が多い周りの人が迷惑を被ることは自然のことなのかもしれない。
自分に自信がなければ地位を乱用し、恐怖政治にまで手を染める御仁もいる。
そのような御仁を実際に目撃することがあると、私との価値観の違いを再認識させてくれるものなのだ。
「あいつは好き勝手に生きている」「いい歳して自由な奴だ」と、他人様に迷惑をかけてもいないのに、後ろ指をさされる人物になるほうを私は選ぶ。
私なりの勝手気ままさで生きているが、他人様からなぜだか小馬鹿にされたり、呆れられたりするものだから、他人の見立ては面白いものだ。
まあ、他人から油断され見下されていたほうがやりやすい。
おっさんになった。そしておっさんであることを受け入れる。そしておっさん的な貧困なる精神は全て排除し、不良のまま生きる。それが私だ。
この正社員フリーターのブログも4回目の年越しとなります。
みなさん、よいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。
