正社員フリーター × 複業のBLOG

出世を目指すのとは違う、自由に働く努力 それが正社員フリーター × 複業(副業)

拙著『積極的副業人材』 http://amazon.co.jp/dp/B08BNJP42X/ 出世を目指すのとは違う、自由に働く努力。それが正社員フリーター × 複業。誰でも、もっともっと自由に働ける。外資 × バックオフィスで自由な正社員を20代から実践。40代後半になって、働き方、転職、複業(副業)のアウトプットを始めたこの頃。働き方の流行には注意喚起もする。 Twitter @ISehaooooo

10年で変わったことは眼の前に貧しさがあることで、変わらなかったことは貧しいアドバイスをし続ける大人たち

サラリーマンの実力とはなんであるかと考える前に、個人の実力はちっぽけなものであると最初に気がついたほうがいい。 10年20年を費やして努力が報われないと怒るウザイ中年にならない為にも、定年を迎え社名と役職が外れると誰も相手にしてくれないと嘆くご…

私が転職にハマる10の理由

はてなブログ10周年おめでとうございます。正社員フリーター × 複業のBLOGも3年4ヶ月となりました。10周年特別お題に乗り、正社員フリーターが転職にハマる10の理由をお送りします。“転職にハマるとは何ごとだ!”と、目くじらを立てる人がいるかもしれません…

地味に年収300万円の差がつくキャリアのアドバイス

ソーシャルメディアはキャリアの自己開示が百花繚乱のようで、Twitterをちょっとスクロールしただけで奮った呟きが眼に入ってくる。 “ビジネスを始めて本気出したらなんと…収入が30倍になった。““3年間は飲まず食わず寝ずで必死に働いた。”“仮装通貨詐欺で15…

20代で「できない」理由を語ると 30代は「できる」ふりをし 40代は「できること」だけをし 50代はできる人の「邪魔」をする

20代で「できない」理由を語ると、30代は「できる」ふりをし、40代は「できること」だけをし、50代はできる人の「邪魔」をする。 50代になっても健全に仕事をし続けるには、楽しみとか好きとか、家族を養うためとか、家や車のローンとか、そのような眼の前の動…

疑似家族の強要は貧しさの始まり

なんとかファミリーと奮って、実際の家族のような絆で結ばれていると謳う集団をちょくちょく耳にはするものです。 このような“疑似家族”を標榜する企業カルチャーはそれなりの数ありそうです。 入社した企業の文化に“合う合わない”は誰もが一度は口にするも…

根性で解決できることもあるし根性だけではどうにもならないこともある

日本と先進諸外国の所得を比べたグラフを見ていつも笑うのは、ちっとも働かない欧州各国より日本の所得が低いことだ。 欧州系外資の日本法人数社に働いて実感したのだが、欧州本社の皆様はホント働かない。 日本人は頑張って働いているのに休んでばかりの欧…

たまちゃんに キャリア 働き方 転職 を語ってもらう

信頼できる人から発せられる言葉は重い。 ちびまる子ちゃんの無二の親友である、穂波たまえさんに、キャリア、働き方、転職についての幾つかを、筆者の代わりに語ってもらった。 少なくとも、ちびまる子ちゃんは聞いてくれるだろう。 それにしても、見知らぬ…

「この人の悪口を教えてください」と社長が聞きまわる企業に勤めてしまったら⑥

(⑤からの続き) 「子供じみたチクリ文化に乗った人間が得する。」 「社長は創業者の精神を自分に都合よく解釈している。」 真摯に会社を良くしようとしている社員は意気消沈した。 矢ガモ社長の定義する“家族”の一員ならば、顧客の為のビジネスに興味がなく…

「この人の悪口を教えてください」と社長が聞きまわる企業に勤めてしまったら⑤

(④からの続き) 矢ガモ社長の耳にせっせと社内の悪口や噂話を運んでくる社員のサークルが形成された。 それはいつしか“裏組織”と呼ばれ、まるで独裁国家の秘密警察のようで、社内は異常なほど神経を尖らせた。 仕事ができない暇で恥知らずの人間が群れると…

「この人の悪口を教えてください」と社長が聞きまわる企業に勤めてしまったら④

(③からの続き) 「あなたの上司の〇〇さんの悪口を教えて欲しい」と、普段は会話することがない社長から対面でこうお願いされたら、社員はいきなり面食らって困惑するだろう。 「上司の〇〇さんには日々お世話になってます。先日も仕事で助けてもらって…」 …

「この人の悪口を教えてください」と社長が聞きまわる企業に勤めてしまったら③

(②からの続き) 矢ガモ社長は社長である自分に酔っていた一方で、社長の地位が誰かに脅かされることに異常なまでに神経を尖らせた。 そして、彼にはさらなる野望があった。 日本法人の社長からアジアのトップに昇進することだった。 その出世競争のライバル…

「この人の悪口を教えてください」と社長が聞きまわる企業に勤めてしまったら②

(①からの続き) 矢ガモ社長は企業カルチャーを利用したが、著名な篤志家でもあった創業者の精神を受け入れなければならず、ずっと憧れ妄想していた華麗な社長のライフスタイルがままならないとストレスを感じた。 そこで、例えば、社長にふさわしい高めのレ…

「この人の悪口を教えてください」と社長が聞きまわる企業に勤めてしまったら①

企業はトップがダメだとそこで働く多くの社員を不幸にしてしまう。 かつて、あまりにも分かりやすく社員を不幸にする外資日本法人の社長がいた。 その社長の名は矢ガモさんといった。 矢ガモ社長が巻き起こした悲劇と喜劇が交錯した企業の日常を通して、英雄…

昭和に媚びまくったが本当に最後にしときましょう

東京オリンピックの開会式と閉会式を観て学んだことは仕事に役立つことばかりだった。 ・明瞭簡潔にする ・伝えたいメッセージは分かりやすく ・無駄に凝らない ・知ったかぶりをしない ・調子に乗らない ・自分の心に正直に ・昭和を懐かしまない ・上に媚…

伊能忠敬は55歳カーネル・サンダースは65歳の呪文

人は何かを始めるのに遅すぎることはないことだけは確か。 20代にできなかったことが40代になってからできることもある。 年を重ねるにつれ、若い頃にできなかったことを一つ一つ拾えるようになると嬉しいものだ。 それが成長というものなのだろうか。 逆に…

上司としての自分を成長させてくれた部下は根気強く話せば分かるなんて嘘と教えてくれた人たち

上司としての自分を成長させてくれた部下は、根気強く話せば分かるなんて嘘と教えてくれた人たちだ。 例えばこのような部下は、「きっといつかは分かってくれる」と信じて100回作り笑いをして粘ろうが、宇宙人との交信に微かな望みを持つかの如く1,00…

ブログ3周年「みんなが自由な働き方を得る努力を」

「ちゃんと開催しようという努力が感じられない」海外メディアが東京五輪に“大憤慨” の文春オンラインの見出しには笑った。 まるでやる気がなく投げやりな部下を上司が叱る時のような文句だからだ。 まあそのようなお叱りを受けても給料は振り込まれるわけだ…

国破れて東京五輪あり

社会に出たらバブルは見事に崩壊していて、日本経済はずっと右肩下がりのままだ。 国全体が好景気であることを社会に出てから実感したことがない。 筆者が20代30代の頃は、今年こそ“日本復活“みたいなフレーズが壊れたラジオのように繰り返されるだけで…

元〇〇を引きずれるところに両足をついているのか!?

筆者のような多重転職者は、「元〇〇(企業名)」ですと過去に在籍した1社をピックアップするのは難しいというか、それ以前に「元〇〇」を名乗るような愛社精神がない。 政治家が1回選挙に当選してしまえば、その後は何度落選しようが元議員の肩書を得るこ…

星に願いを

SNSとは違い、七夕の短冊に嫌味や文句や謝罪要求を書く人はいないだろう。 お星様には願い事をするものと人は理解している。 夕陽に向かって「バカヤロー」と叫ぶ人はいるけれども。 筆者は自由にしている(と、他人からよく指摘をされる)人間なのだが、嫌…

定年延長や定年廃止でオフィスは大きな子供の託児所になってしまうのではないのか!?

企業や公務に勤めている人なら、定年退職は必ず訪れる。 仕事ができる人も、仕事ができない人も、仕事が好きな人も、仕事が嫌いな人も、職場で周りに好かれていようが嫌われていようが、評価が高かろうが低かろうが、全員に公平に定年退職は訪れる。 筆者が3…

履歴書・職務経歴書をアップデートせよ!

NewsPicksの『〇〇をアップデートせよ』を視聴してその気になっている暇があったら、サラリーマンはとにかくレジュメのアップデートだ。 クリエイティビティのアップデートも、日本経済のアップデートも、メディアのアップデートも落合陽一さんにお任せして…

いかにカッコ悪く生きるか

“反省だけなら、サルでもできる。” 1992年の大鵬薬品工業のCM。 そのCMを鼻で笑っていた当時の20代は、今では50代だ。 ふと気がつけば、反省すらできない中年になっていると気がつくのかもしれない。 反省のポーズ(ただのポーズで心からのものでなくても)…

人生100年時代に必要なのは延命を図る働き方ではなく死に損なった働き方だ

「今の会社にしがみつくしかない。」 当時40歳で筆者の部下だった人物はそうイラつきながら言い放った。 彼はその後自分の部下を採用する立場になったが、“自分より優秀な人は採用しない”ことをポリシーにしている。 「あいつは会社のカルチャーにあわない。…

常識の激流が辿り着くところ

「そんなの常識だろ」と、相手の話をバッサリ切ったり、「常識的に言って~」と職場で会話を繋げたりする人は、ご自身のことを“常識人”だと信じているのだろうか。 常識、常識、常識とやかましい人には、言葉を端折らずに“我が社の常識”と、正確に口に出して…

逆無鑑査の中高年たちよ!

刀鍛冶は、“この人のレベルになったら審査する人がいない”と無鑑査のお墨付きを与えられる名人がいる。 無鑑査となると審査や鑑査なしで展覧会などの出品が可能となるそうだ。 中途半端に承認欲求が強い人だったら、その孤高感が恐ろしくなって無鑑査の認定…

キャリアには一貫性が必要と最後に気がつく悲劇

自分たちは会社に裏切られているのに、安定した企業を探せと子供に教えしまうのが親というものなのだろうか。 そのような荒唐無稽話を聞かされ続けると、さすがに子供たちは働くのが嫌になるか、新しい働き方を模索するかのどちらかになるのではないかと考え…

自分なりのやり方で転職をするしかなかった(当たり前だけど)

26歳で最初の会社を退職した。 最終出社日に社長に挨拶をしたら、「軽いな」と小馬鹿にされた。 これが私の転職物語の始まりの号砲であったように思う。 (どこが軽いのだ)と、当時の自分の心が燃え滾っていたことを今でも鮮明に思い出す。 その燃え滾って…

多重転職者の悦楽~机の横に19年間貼っている記事~

2002年1月9日の新聞記事の切り抜きを、自宅の机の横に19年間ずっと貼っている。 その間に2回引越しをしたが、この記事も一緒に引っ越しをしている。 新聞紙はすっかり色褪せてしまったどころか、かなり汚い。 しかし、記事の内容は全く色褪せていない。 『会…

副業(複業)はフリースタイルなのに不自由になっていないだろうか?

「会社が副業禁止なので、副業やりたくてもできないんですよ」と、やや憤り気味に言われる人に出会うことがある。 そのような発言を聞くたびに、「就業時間外の個人主体の副業(複業)のことまで会社に従うのか」と、「真面目な人だなあ」と思うと同時に、不…